空高くのびる杉の森を抜けると、公園の入り口が見えてきます。
昭和天皇の弟にあたる、秩父宮雍仁親王と勢津子妃の御別邸跡の公園です。
約1万8千坪の敷地に、茅葺の母屋をはじめとして、
秩父宮両殿下が過ごされた邸宅や、自然豊かな庭園が広がります。
畑もあって、小さな里山のような、のどかな雰囲気が印象的です。
モミジバフウやカエデなど、紅葉する多くの木々も植わっており、
ちょうどこの週末は、紅葉のライトアップが予定されていました。
秩父宮殿下は、肺結核を患われており、戦時中、この御別邸で療養されて
いたとのこと。敷地内には防空壕も残っていました。
殿下を担架にのせたまま、運べるように設計されていたのだそうです。
コンクリート製の重厚感のある立派なもので、中に入ることができます。
- 散策時間: 約1時間
- 入園料: 300円(JAF割引で50円引き)
駐車場は入り口前にあって、1回200円です。
秩父宮記念公園は、里山のような、のどかな雰囲気がとても好きです。
四季を通じて、自然豊かな庭園散策を楽しむことができます。
また、11月下旬は、紅葉を楽しみに訪れるのにもオススメです!
例年11月23日頃が見頃で、今日はやや見頃すぎといった雰囲気でした。
お早目にどうぞ。
秩父宮記念公園
★★★★☆